やつは夏の中でも最弱。
夏
最近、蒸し暑さと相まって夏の匂いがする。
蚊取り線香のにおいや何とも言えない草の匂い、重苦しい湿度の高い空気が混ざって、THE 夏という感じがする。蚊取り線香のブタ、かわいいよね。
夏休みは決まって祖父母宅に行っていて、けたたましく鳴くセミの声に囲まれて過ごしていた。そんな思い出。
匂いと思い出が結びついていることが多い。
ふと窓を開けたときに思い出す小学生の頃の通学時の匂いとか、乾燥した空気に石油の匂い混じりの外の匂いで雪の積もる冬を思い出したりとか。
いやあ、あついねえ。
いや、あついよ。
ここ、北の国ぞ?????
20年後は50度到達!とかになるんだろうか。意味が分からん。
日本全体でみると湿度が比較的低い地域だったはずなのに、ここ数年は湿度が高く気温も高い日が多くなってきている。北の国は極寒の冬と引き換えに、冷涼な夏を手に入れたのではなかったのか。あちいもんはあちいよ。
29.5℃
猛烈な夏に耐えられず数年前にエアコンを導入した。夏でも熱源となるパソコンをぶんぶんさせていることもあってべりーべりーほっとなのと、日中の日当たりが良いことが仇となって引きこもりの居城はぽかぽかアイルー村となっている。ぽかぽかじゃ済まない。
ぽかぽかじゃ済まなかったはずだが、エアコンを導入したことで、一瞬にして冷蔵庫と化してしまった。PC的には冷えている方が良いのだろうけど、私はギリギリ生き物なので寒すぎるのは困る。
最終的に設定温度を29.5℃にすることで落ち着いた。暖房付けてんのか?否。
なんでこうなったかという話は以下に記す。
まず前提として、設置場所はこんな感じ。
で、調べてみたところ、エアコンが室内の温度を感知する機構が(モノによるが)ここらへんにあるらしい。
どうやら配管や室外機などにも温度感知をする機構があるらしいが、とにかく室内の温度を感知するのはここだった。外気温と室内の気温の差を感知し、目標の温度となるよう調整するんだろう。ちなみに私は何の技術者でもないので、ここに書いてあることは全て嘘の可能性がある。うっそぴょーん。
この配置で何が問題だったかというと、室内のセンサーらしき部分が熱されやすい場所だったということ。
たぶんこうなっている。
エアコンくんとしては、「一生懸命冷やしてるのにまだ暑いんだが~??」という感じ。少しでも障害物があれば、また話は変わってくるのかもしれないが設置が難しい場所なので諦めた。
ただ、そのための機械制御である。設定温度を上げればいい話。
快適な室温になる温度を探った結果、たどり着いたのが29.5℃という設定温度だった。そういうオチ。
あついよ
先述のとおり、エアコンを設置したのは数年前で、この事象は早くから気づいていた。これ自体は今年の話ではない。
最近、「エアコンの設定温度を28℃にすること」に対しての意見がたまたま目に入ったので、ふとこのことを思い出した。この話が出たのがいつなのかも知らなかったので少し調べたところ、環境省としては「室温を28℃にすること」を推奨としていた。そりゃそうだよなって。
28℃という数字と暑さによるヘイトが先行していたが、設置場所や部屋の広さ、そもそもエアコンの性能や状況によって左右されるのは当然。おま環。暑さは人を狂わせる。
冷房と暖房という科学の力で、家から出なければ夏も冬も聖地と化したわけだが、家から出ざるを得ないときもある。そんな状況になっているのもおま環か。
もう少し夏も冬も控えめにしてくれ地球。