並行していろいろ進めているゲームさんチームその5348923879。
サマーセールで購入したゲームの半分も終わっていない。まだ大作が何個も控えている。俺たちの戦いはこれからだ!
ドラゴンクエストビルダーズ
続編のDQB2は少しだけPS4でやったことがあるので、このシリーズの完全初見プレイではない。
序盤でやめてしまったので完走していないしほとんど覚えていない。完走しないまま封印されたPS4のソフトは結構多い。もう家庭用ゲーム機でちゃんと完走できないからだになってしまった。PCが便利すぎてのう。
で、ドラゴンクエストビルダーズの内容はマイクラ+ドラクエ。はい。
DQ1の舞台でマインクラフトを繰り広げる感じ。マイクラのように完全に自由な進行が出来るわけではなく、ストーリーに沿って与えられた課題を順番にこなしていく形式。
セカイノ ハンブン
りゅうおうのかの有名なセリフ。
「もし、わしの味方になれば世界の半分を勇者にやろう。どうじゃ? わしの味方になるか?」
この問いに対して「はい」と答えた末路がこのビルダーズの世界。世界の半分なんて渡されることもなく、世界をりゅうおうに支配された状態からスタートする。
終盤、「はい」と答えた勇者と「セカイノ ハンブン」と書かれた建物で会うことが出来るが、ビルダーが出会った時にはもう狂ってしまっていた。
好奇心から選択したのでは?との推察もあったが、朽ちた世界の見知らぬ土地に幽閉されていたら理由は何であれ狂うのは当然。おうじょのあいを首から下げた状態で狂ってしまっているのも何とも言い難い気持ちになった。
4部構成防衛戦
マイクラでも起こりがちではあるけれど、生活の中心が拠点になるので、ボス戦はどうしても拠点防衛戦になりがちなのがあまり好みの構成ではなかった。やっぱり一生懸命作ったものが壊れるのは嫌だよね。
あとは4部構成になっていて、各章で全てがリセットされるのはなかなか衝撃だった。
全く同じことを4回やるわけではないし、それぞれ違った便利要素があったりするので億劫さはあんまり感じなかったけれど。
ただ、やっぱりすべてがリセットされるとなると、真剣に建築をするのは無意味なので拠点は適当にして進めることになった。周りに堀だけ掘って拠点内は乱雑。そんな適当さ。
古典的ながら堀はかなり効力があって拠点へのダメージを明らかに減らせた。文明が発達していないからこそ見習うべきは古代。
バランスブレイカー
これ。今回の問題児であり革命児。
ぶっ壊れ乗り物。超げきとつマシン。
移動速度が上がるだけかと思いきやバランスブレイカーだった。大ダメージ突撃を繰り出せるだけではなく、発動後に長い無敵時間が発生して敵の反撃を無効化できる。これに乗って轢いていれば終わり。
大ボス戦はギミック戦なのでそうはいかないが、少なくともそれ以外の戦闘は本当に轢くだけになった。建築要素も面白いし、手に入るのは後半なので一種のショートカット要素としてアリだと思う。思うけど、あまりにも文明がジャンプアップしてしまった。
いや、このゲームの構成上同じことを4回やるので、こういうスキップ要素があるのは当然な気がしてきた。それにしても破壊神だったと言わざるを得ないくらい何もかも壊していった。
エンディング
りゅうおうに魂を売ってしまったDQ1の世界なのでラストはもちろんりゅうおう。
りゅうおう(変身後)はギミックボスだったが、変身前は前述の超とつげきマシンで轢いているだけで終わった。ベキラマが最高位呪文だったアレフガルドの大地において、車まがいの機器は想定外で対策しようがなかったに違いない。
機械より魔法の方が上位の技術では……?と思ってしまったけれど、魔法の存在が生活になじんでいる世界では機械は発展していかないのかもしれない。どの世界でも強いモンスターとしてキラーマシンが君臨しているのは機械に精通している人が少ないからなのか、果たして。
DQ1のエンディング曲「フィナーレ」が流れてそうだよなあ~と思いながら余韻に浸った。この曲がエンディング曲の中で一番好き。自分の中で有終の美という言葉と結びついている。始まりは「序曲」だし終わりは「フィナーレ」だ。
余韻に浸りすぎて改めて「フィナーレ」で検索をかけてみたところ、どうやらこのスタッフロールすらもDQ1のオマージュになっていた。この英語のメッセージもフォントもオリジナル準拠だった。
おまけ
20時間ちょっとでクリアしたが、調べてみたらチャレンジも埋められそうなくらいの難易度だったので埋めてみた。埋めることで何が起こるか。そう、実績コンプである。始まったよコンプ癖。
見つかりづらい隠し要素をクリアするのが大半で、調べさえすればすぐに終わった。
縛りプレイ要素も最終章にあったが、ほぼイベント戦闘のうえ、一度ギミックは見終わっているので苦戦せずに埋めきった。まさにオマケといえる要素だった。