クックックッ…黒マテリアを期待していたFF7リバース、14章を終えてゲームクリアとなった。このセリフはまだ出てこなかった。リメイク版にあるとは限らないんだけど。
いや~~~~~。
思った以上に話が複雑だったので、自分の脳内を整理するためにも記事に起こしていこうと思う。
以前の記事にも書いたが、FF7は大昔のゲームであり、思わぬ場所でネタバレを踏む可能性がある。ということでネタバレ回避のために裏どりや検索をしていないので、いつもの記事以上に大嘘が紛れ込んでいる可能性が高い。でもこんな記事を信じるやつが悪い。ぴっぴろぴ~。
ひとまずストーリー
ゴールドソーサー2回目からいろいろありすぎてとんでもない密度だった。
しかもこのFF7の話に複数の世界線が存在する、と気づいたのが最終盤だったので、私の脳内は大混乱。
それにしてもバレットが「ナナキ」としれっと呼んでいるのは良かった。
もうレッドXIIIなんて宝条が付けた管理番号では呼べない。
そしてゴールドソーサーでのデートイベントは2回ともエアリスだった。
1回目のデートはそういう固定イベントだと思っていたが、2回目のときに「好感度で決まるから好感度稼ぐなら今のうちだよ!」という趣旨の警告が出てきて気づいた。
そういえば1回目もケット・シーの占いで最も大事な人を失うみたいなことを言われていたしなあ。
特段気にせず、思うがままにクエストを進めて思うがままに選択肢を選んでいたので分岐は気にしていなかったが、エアリスが一番好感度が高かったらしい。
クリアした今ではエアリスが選ばれて良かったと思う。ストーリーを進めている最中は幼馴染だしティファの方が適役だと思っていたけど。
そしてエアリスVR熱唱(作詞エアリス)。
まさかこれがエンディングへの布石だったなんて。
2回目に聞いたときは泣きそうになった。歌詞もずるい。
THE FIRST TAKE でも歌われていることにあとから気づき、聞いて再度余韻に浸った。
裏切り、そして再会。
想定通り、ケット・シーは神羅のスパイだった。ゴールドソーサー2回目のイベントにて判明してしまう。
裏切者は当然追放される。追放で済むだけ優しいのかもしれない。
糸目で関西弁。そりゃあ裏切りますわ(ド偏見)。
クラウドから何度も声をかけられた「信じてるぞ、ケット・シー」からの対比か。
そして印象に残ったのが、ケット・シーがパーティから追放されるこのシーン。
イベントが終わってからこういうシステムメッセージが表示されることが多いけれど、イベント中に演出の一環としてとぼとぼと去りながら MEMBER LEFT と出たのがもの寂しさを感じられてよかった。良いシーンではないけれど好きな演出だった。
とはいえ、ケット・シーもなぜか去り際に悔いていたように見えたし、神羅にも居場所がないのだろうか。
追放されてから舌の根の乾かぬうちに結局帰ってきた。償いと言わんばかりに自分の身を挺してクラウドらを救おうと。
が、ここに至るまでケット・シーに何があったのかは語られなかったので、次回作に続くことになった。いいのか?裏切ったやつがこんなにあっさり帰ってきて。
エアリスは生存しているのか
「興味ないね」くらいしかFF7は知らない、と以前書いたが、そういえばエアリスが永久離脱することも知っていた。理由は知らなかったが。
ほんとうに直前まで大混乱していたのでメモには「どこまでが夢の世界・幻影・他の世界なのかわからない。諸説ありすぎん?」と書いてあったのだが、おそらく「他の世界」というのが正解なんだろう。
少なくとも終盤のシーンだけで、
◇ エアリスが教会でクラウドを送り返した世界
◇ クラウドがセフィロスの攻撃を防いでエアリスを救った世界
◇ エアリスがセフィロスに殺された世界
が存在している。
◇ エアリスとクラウドが重度の魔晄中毒で倒れている世界
も存在するかも。ここから分岐したのが「エアリスが教会でクラウドを送り返した世界」かもしれないけれど。
エンディングではクラウドにだけ見えているエアリスとクラウドが会話し、他のメンバーはエアリスの死を悲しんでいるようなシーンが流れていた。
一見、クラウドが幻覚を見ていて狂ってしまったようにしかみえないのだが、もしかしてセフィロスの言うリユニオン(世界統合)はもう一部で始まってしまっているという話なんだろうか?
それともクラウドは複数の世界線を行き来しているような描写(エアリスに白いマテリアを託されて世界を跨いだ)もあったので、クラウドとセフィロスだけが世界線を跨いで小突きあっているのかもしれない。
この線で言うと、エアリスもマルチバースなことを認識していることになる。白いマテリアの受け渡しを意図的に行っているから。エアリスは未来が見えているように匂わせるシーンもあったし、自分の死も全て受け入れたうえで1つの世界線だけでも救ったのかもしれない。「匂わせ」でとどめないと未来が変わってしまうかもしれず、うかつに発言できないんだろうな。
そしてその場合、あのラストシーンの場所にいるクラウドとエアリスの2人とそれ以外の仲間は別の世界線にいるということになるのか。空の亀裂の有無という違いもあったし、幻覚で済ませるのは難しそう。
いずれにせよ、世界が統合される日が近いのかもしれない。
エアリスの生存している世界線も存在はしている。どの未来になるかは3作目がくるまでわからない。まさか「真剣に考えた結果、わかりませんでした!いかがでしたか?」になるとは思わなかった。
さっさと誰かの考察を見たい気持ちをグッと抑えて、ネタバレ回避で3作目を待とうと思う。
FF8並みに難解だぞこれ。FF7、大人気作品だしもっと単純な話かと思っていた。
あとはもうおまけ
これだけ感想を書いておけば、3作目のプレイ時に思い出せるでしょう。きっと。
後日またやり込むかもしれないけれど、区切りが良いので余っているスクショを貼り付けて終わりにしようと思う。
おふざけクラウド
本人はふざけているつもりがないのだろうけれど。
サボウド。
のちにユフィもこのポーズの犠牲者となる。ナナキの冷たい目線が痛い。
クポウド。
コアラではない。
ねこちゃんかわいい
ねこちゃんかわいい。
ちゃんとネコチャンクエストが存在して嬉しい。
サブクエストを全て制覇したわけではないので、他にも面白いものがあったんだろうな、と思う。
実績などを抜きにしてもサブクエストは面白いものが多かったので、自然と回収したくなった。第七歩兵連隊と再会するクエストも良かった。彼らとは敵対しなくてよかったよ、本当に。これからも戦場で会わないことを祈る。
これは顔面鷲掴みキャッチされたねこちゃ……ケット・シー。
ぬいぐるみだけどさあ。ぬいぐるみだよね???
マ○オサンシャイン
マンマミーヤ
水によるホバーアクションを見るとどうしてもポンプアクションがよぎる。
チョコボってそんなところから水を噴射できたなんて。海チョコボやるなあ。
イン・ヤン
FF14のエウレカでお世話になりました。
この人もしかして
プレイアブルキャラとはならなかったものの、仲間になってくれたヴィンセント。
もしかしてダージュオブケルベロスの人??もしかしなくてもFF7って派生作品、多い???
マイフレンド
自ら志願して宝条から強化手術を施されていた一方的なマイフレンド、ローチェ。
自称マイフレンドなのでクラウド達を守るために自らを犠牲にしてくれているんだと勝手に思っていた。
まさかクラウドに負けてそのまま劣化ソルジャーの黒マントになってしまうなんて。
そんな最期でよかったのかよ、マイフレンド。次回作でも出てほしかったのでちょっと悲しかった。
気になる部分
全体を通してとても楽しめたのだが、最後に少しだけネガティブ要素をここに書き残しておこうと思う。次回作との比較にでも。
◆ 移動時に仲間がとにかく邪魔、特にチョコボ騎乗時。
仲間に当たり判定があるので、いちいち減速したりぶつかりモーションが出てしまい邪魔。イベント進行の歩行時に前に出てくるユフィも本当に邪魔。しかもこれだけの人数の仲間がいればそりゃあ詰まるでしょ。狭い通路なんて当然。
これだけは本当にイライラした。後述する2個はしゃーなしで許せる。この規模の地形だもん。そりゃ軽いスタックくらいする。
◆ たびたびスタックする
クラウドの □ 長押しの突進攻撃がよく地形にハマった。数秒間空中浮遊したのちに元に戻るので進行不能になったりはしないが、なかなかの頻度で引っかかっていた。
◆ ケット・シーのスタック
クラウドの突進とは別。
召喚獣を召喚したら召喚獣が上の階に呼び出されたのか移動不能に。
そして召喚処理が正常に終わらなかったからか、プレイヤーキャラのケット・シーも召喚中の移動不可が解除されず、そのままタコ殴りに。ソロ戦闘だったので成すすべなく全滅。
おそらくこのスロープの中途半端な部分で召喚してしまったが故に、召喚獣が意図せぬ場所に呼び出されてしまったんだと思う。1Fで召喚していればきっと天井の判定に守られていたとかそういうやつなんだろうか。
なお、今作は全滅からのリトライがスムーズですぐにやり直せるので、負けること自体はそんなにストレスにならなかった。このスタック事件も含めて10回くらいはクリアまでに全滅している。
FF7リメイクよりもさらに面白かった。完結していないのに余韻に浸っている。また1つ良いゲームの思い出が出来た。次作でエアリスも救えるといいな、と素直に思う。
3作目に続く。
おわり。