この記事を書く前日、突然、頭から「プラチナジェット」が離れなくなった。
サビの「ねえ Lunar Lunar ねえ Lunar Lunar」が耳に残る。10年くらい前の『SHIROBAKO』というアニメのエンディングテーマか何かだ。
この作品自体も大昔に勧められて見たが、数話で挫折した記憶がある。アニメの内容がどうこうじゃなくて、そもそもアニメを見るのがそんなに得意ではない。集中して数十分間見ることができず、ハマらないまま飽きていくことが多々ある。
そのくせ、見てもいないアニメのテーマソングだけを聞いていたりする。これはアニメに限ったことではなく、映画やドラマもそうなのかもしれない。適当に音楽を垂れ流している時間が多いので、こういうことが起こる。
そんな適当に音楽を垂れ流す日々を送っている中、音楽を倍速で聞く界隈があると数日前に聞いて、わたしゃひっくり返ったよ。
BanG Dream! Ave Mujica
何の話かって、アニメを見たので簡単な感想くらいおいておこうと思った話。
バンドリ系列の最新作『BanG Dream! Ave Mujica』(以下Ave Mujica)だ。
見るに至った経緯はいろいろあるので省略する。
なお、Ave Mujicaの前日譚にあたる『BanG Dream! It's MyGO!!!!!』(以下MyGO)も先に視聴済みである。MyGOの2期にあたるのがAve Mujicaというのが正しいかもしれないが、ややこしくなるので細かい部分に言及はしない。
バンドリというと「きゃぴきゃぴしたガールズバンド」というイメージを勝手に持っていたが、実際には全くそんなことはなかった。
MyGOで見られる人物は空気の読めない人、ヒステリーを起こすメンバー、自由人などなど、諸事情あって大雑把な表現にはなるが個性豊か。豊かすぎん?今まで見てきたアニメは王道だったり平和なものだったんだなと気づかされた。新たな世界に足を踏み入れた気がした。
んで、Ave Mujica。
初っ端からホラー。ホラー、ホラー、ホラー。
ホラーは苦手なので、ぶん投げようかと思ったくらいだった。二重人格や愛の重い人、全体に漂うギスギスした雰囲気。そんな展開が毎度繰り広げられていた。
「音楽性の違いでバンドが解散する」なんてよく聞くが、音楽性というより、まずあなたたちは一つのグループにいちゃダメでしょって感じがした。それくらい水と油。混じるはずのなかった人たちが混ざっているような感覚がした。
ただ、毎回が最終回だと思ってしまうくらい話の濃く、毎週見るようになった。放送日の木曜日をちょっと楽しみにしていたくらい、恐怖よりも興味の方が勝っていた。
そしてついに迎えた最終回。
毎週毎週「最終回か?」と思っていたが、真の最終回である。「私の歌を聴けぇ!」と言わんばかりのライブオンリーで終わった。ええ、本当に。MyGOとAve Mujica、それぞれライブして終わり。ええ、本当に。本当なんですよ、奥さん。
12話まで様々な問題を抱え、めちゃくちゃになりながらも再結成を遂げたAve Mujica。というか、12話の時点でもまだ問題はあったはずなのだが、きっとライブさえ成功してしまえばそれでいいのだろう。
Ave Mujicaの曲はとても好みだったので、ここまでのホラー展開を無視して、最終回さえ見られれば良かったのかもしれない。
最初の方の「きゃーこわーい」のインパクトは強かったが、失速していった感もあった。終わり良ければ……良くはないし、ヨシなのか??とにかく、頭上に無限の「?」を浮かべることになった最終回だった。
BanG Dream! Yoshi!!!!!
☆まとめ☆
むじかの曲、かっこいい。曲が好きになったので、それでヨシ!ということにする。
雑記が無くて書けなかった枠線
もう全く関係ない話。アニメじゃない。
ブログを少し改造して、記事内にある画像に枠線を表示させるようにした。
そういうログを記事内に残しておこうと思ったのに、雑記を書く機会がないくらいネタに飲まれていた。改造したのは1~2週間前である。
こういうテキストのスクショや、
こういう白背景の画像が、少しは見やすくなったはず。
まあ、このせいで雑な編集をしたアニメーションGIFの存在もばれてしまうことになったのだが、トレードオフということで。