へんじがない、ただの引きこもりのようだ

ゲームとともに歩む雑記ブログ

底あり沼 龍の国 ルーンファクトリー

 

すーぐシリーズ買いする。

 

去年ルーンファクトリー3SPをやって以来の登場。

 

龍の国 ルーンファクトリーは、今月の頭に発売したばかりなので重要部分のネタバレを避けるつもりだけれど、そもそもそんなネタバレが問題になるような部分まで進んでいない。

まずは軽く遊んでみての感想だけ。

 

 

 

龍の国 ルーンファクトリー

 

予告通り購入した龍の国 ルーンファクトリー

ナンバリング作品ではないので外伝的な立ち位置なんだろうけれど、ルーンファクトリーの名を冠している以上楽しめるに違いない。

 

 

 

とりあえず開幕すぐに偽フレーズヴェルグと遭遇。

 

 

とはいえフレーズヴェルグのような西洋のドラゴンではなく、中国の龍という感じの龍だった。言葉のニュアンスとしては「辰(たつ)」って感じ。

 

竜との関わりが欠かせないルーンファクトリーだが、思い返してみるとプレイしたルーンファクトリー3~5は西洋のドラゴンばかりだったので新鮮かもしれない。

 

 

 

「龍の国」というだけあってセーブポイントもこのお土産屋で売ってそうな龍の像。メタリックのやつ、サービスエリアとかに売ってるよね。

 

話の中身としては日本神話ベースの信仰が根付いていそうな舞台だった。神道か。

ゲームをやっているとたびたび思うのだけれど、一度世界の神話を軽く頭に入れたい。別に知らなくても何とでもなるけど、モチーフとして興味がある。

 

 

大地の舞手、アースマイト様

 

ストーリーを進行していると自分は「大地の舞手」と呼ばれる存在であることがわかってくるのだが、恒例のアースマイトという呼び名でも序盤から呼ばれることになる。大地(アース)の舞手(マイテ)?んなまさか。

 

「アースマイト」「記憶喪失」「カブ」。ルーンファクトリー3点セットだ。

例にもれず今作も主人公は記憶を失っているし、最初の作物はカブである。

 

 

でまあどうやら黒い龍が厄災をもたらしているようで、各地で忌み嫌われている模様。

最序盤で里の中に黒い龍が降り立った時は、飛空艇が超低空飛行をして黒い龍へ砲撃。

 

 

村に大砲ぶっ放すなばかたれw

「御神木が~!」って当たり前じゃろ。

 

でも小さい里なんて燃えようが何しようが大きな権力の下では為すすべがない。黙って砲撃を見つめることしかできないのだ。

なお、そういう話ではないし、里も木も不思議な力で燃えない。砲撃した張本人も仲良く暮らしている。

ストーリーはこれくらいにしておくか。

 

 

 

見た目がチープ

 

ものすごくチープ。キャラクターもそうだし、床とか背景もそう。

なんか初期の3Dスマホゲーを見ているみたい。

 

Se……じゃなくて

 

特にキャラクターはRF5の方がローポリだったのに、このチープさは何でだろうと思ったけど、たぶんテクスチャで表現していた影が消えて、リアルタイムで描写される影になったからかもしれない。トゥーン調にはなってるけども。

でもスターレイルとかも色に関しては同じくらいシンプルなんだよな。なんだろう、すごくのっぺりした感じがする。明るすぎるのが安っぽさを感じるのかな……。

 

ただ、このチープさと引き換えにゲーム自体はものすごく軽い。最高設定(WQHD)で180FPSに張り付いているのを最近のゲームでは久しぶりに見た。

 

最初の数時間の感想としてはこれを残していたんだけど、正直、このグラフィックに目が慣れてきた。「そういうもん」で受け入れている。

 

 

 

モコロン音量でかすぎ問題

 

※ 2025/06/21 Ver.1.0.4 にてモコロンの音量は修正済み。

 

 

マスコットキャラクターのモコロン、音量が大きい問題。

 

 

なぜかわからないけれどモコロンの音量だけ大きい。おま環かもしれないが。

キャラクター別に音量を調整する機能がないので、モコロンのうるささを我慢するか、他のキャラクターとともに口封じをするかの2択を強いられている。

 

しかもこのモコロン、立ち位置的にもうるさいキャラクターで、いちいち突っかかってくるタイプのマスコット。

さらに「オトモ」ポジションなので、メニューを開いてもしゃべるし料理をしてもしゃべる、ガイドとしてもしゃべる、とにかく喋るので音量が気になるったらありゃしない。

 

やっぱり初対面で「相棒」を自称するやつにロクな奴はおらん。

とりあえずVOICE音量を下げることで対処しているが、モコロンの音量の調整か、キャラ別調整機能を何卒。

 

 

 

快適なアイテムまわり

 

とりあえず文句を2つ書いてしまったが、ルーンファクトリー経験者だと採取・移動・農業・整地あたりの快適さには感動すると思う

高速移動で多少の高低差は関係なく乗り越え、スムーズすぎて奈落へ落下することもしばしば。ペナルティがないので奈落に落ち放題だけど。

 

インベントリも倉庫、持ち物ともにあふれる気配もなく、面倒だった冷蔵庫や武器庫、素材庫の区分けもなくなり、さらに1スタックが9個ではなくなった

 

 

アイテムによるのかもしれないが、現時点では3桁まで確認している。レベル違いは別スタックになるので、今までの「レベル1,1,2,2,3,3,3,4,4」のような表記を見ることはない。

 

そして「持つ」という動作がなくなり、採取物もドロップアイテムもすべて自動でインベントリに入る。

出荷箱に農作物を投げ入れることも、住人にアイテムをぶん投げることもなくなった。倉庫やインベントリから出荷箱へ移動できるし、プレゼントもちゃんと住人と会話して直接渡すことができる。

 

 

木材と石材なんてもう別枠だよ。種なども別枠。勝手に仕分けてくれる。

 

アイテム周りはゲーム側で綺麗に整理してくれた感じがする。

いつの間にか持っていたアイテムが多くなってしまうくらい、無頓着になれる快適さ。もう過去作には戻れない。

 

 

 

村経営ゲーム

 

農業関係も簡略化され、俯瞰画面から作物を植え、収穫や水やりもできるようになった。主人公を動かす必要もない。

 

今作は農家をしていればいいわけではなく、同時に村長として村を発展させていく経営ゲーム的側面も持っている

畑と同様に各種施設もある程度自由に動かせるのが今作の特徴。人事から経営までやらされるアースマイトは何を目指しているのか。

 

 

ただこの操作、楽といえば楽なんだけれど、操作ミスが多発している。

「慣れ」の問題と言われたらそれまでなんだけれど、3日連続でミスがあるのは設計の問題もあると思うんだ。

 

前提として、このゲーム全体の便利ボタンは「△」(ABXYは戦争が起きるので、弊ブログはPS表記で統一)で、里造りに限らずどの場面でもとりあえず△を押しておけば、その場に応じた適切な行動を適切なアイテムで行ってくれる親切仕様。

それも相まってこの建築や農業においても△はよく使われるのだけれど、○で選んで○で戻って、✕で破壊して△で撒いてと割とてんやわんやな操作になっている。そしてこのモードから戻るのは✕じゃなくてR2。

 

◆決定ボタンを✕から○にしているのにも関わらず、里造りの部分だけ「やめる」が「○」のままになっている

◆里造り内のメニューを開いたときに作物や施設を選ぶボタンは決定ボタン(○or✕)なのに、いざ配置したり種をまくボタンは便利ボタン(△)

これらが私が混乱して押し間違えている原因だと思う。

 

 

キーコンフィグをいじればなんとかなるのかもしれないけど、便利な要素が多い分、ここは気になってしまった。

いまさら修正されたとしても再混乱するので、慣れるか自分なりのボタン配置に変更するしかない。

 

 

 

結局どうなん?

 

最初の数時間は「ルーンファクトリーに似た別ゲーで番外編」という印象を受けていたけれど、物語が進むにつれて「いつものルーンファクトリー」になってきた。

朝起きたら住民を確認して、農作物をしばいて、好感度上げるべく媚びを売って、素材を集めて……と数えきれないタスクが降りかかってくるサマはまさにルーンファクトリー。

 

以前のようなほぼ青天井のスキルレベルではなく、スキルツリー制になっていて上限が見えたり、ぼくのかんがえたさいきょーの剣(毒麻痺即死睡眠攻撃力9999999)みたいなものがつくれなさそうだったりと、オミットされた部分も少なくない。

ただ、少なくともルーンファクトリーの根幹部分を綺麗に再整備していて、そこに経営や神器という特殊要素を追加したゲームだと思う。

 

ルーンファクトリーのほぼ青天井な強化要素が好きだった人には勧められないが、それ以外の牧場物語的な部分やキャラとの交流が好きだった人には勧められるゲーム、というのがプレイ時間十数時間時点での感想。

 

私は牧場物語的な部分が好きな人なので、快適要素が多くて楽しくなってきたところ。

牧場物語やれよ。

 

でもスキルレベルはツリー制よりも関連スキルが勝手に上がる形式の方が好き。「いま釣りしても釣りスキルとウォータースキルあがんねえしな……」と心のどこかで思っている私がいる。

「ツリーで上げられる」のと「勝手に上がる」のは違うし、「ほぼ際限なく上げられるけれど上げない」のと「上がらない」のは違うからなあ。上限まで上げたことはないけども。終わりが見えないことからしか得られない栄養素もある。

 

 

ぜーんぜんストーリーは終わっていないので、またそのうち記事にする予定。