へんじがない、ただの引きこもりのようだ

ゲームとともに歩む雑記ブログ

ローラ姫を担いでDQ1クリア

 

無事にDQ1をクリアした。

かなり短いゲームだったはずなので、相当追加ストーリーがあった模様。そもそも戦闘に苦戦して足踏みをしたというのもあるのだが。

 

DQ1は前座でDQ2が本命くらいの気持ちで購入していたので、これは嬉しい誤算。DQ1も面白かった。

 

 

 

通訳ローラ姫

 

ローラ姫を誘拐したままストーリーを進めていたのだが、完全にそれを想定した作りになっていた。

ただ勇者の横にいるだけでなく、ローラ姫も積極的に会話に入ってくるおかげでスムーズに会話が進む。ドラクエの主人公は基本的に無口なので、ローラ姫が通訳。

 

 

ボス戦後にはそのボスに応じたローラ姫の勝利ボイスが流れるし、ローラ姫を城に返さないのが正規ルートなのではないかと錯覚してしまうくらい。公式の提供するルート分岐なんだろう。

城の宝箱を回収できなくなってしまうので、途中でローラ姫を城に送り返そうと思っていたのだが、せっかくなので最後までローラ姫を連れていくことにした。

 

 

 

そして1年ぶりのルビス降臨。

 

 

DQ1はDQ3のあとの世界なのでね。DQ3を先に発売しておくことで「ああ、あのときのこれか」になる、と。

 

このルビス降臨からも分かる通り、元々のDQ1に無かったストーリーや要素がかなり増えている。

元のDQ1は、多くは語らずストーリーの大枠を伝えるくらいのテキスト量だったので、ローラ姫を連れまわしたこともあってさらに別作品感がより増した。全体を通して「DQ1を元にしたストーリー」くらいの肉付けの多さ。大筋が同じなだけなので、既プレイでも楽しい。

 

 

ローラ姫のバトルサポート


そしてここでまさかのローラ姫の誘拐ボーナス発生。ルビスの加護により、応援してくれるだけでなく、戦闘補助もしてくれるようにローラ姫が進化。

ここまで抱きかかえたまま進めてきたけれど、もしかしてローラ姫を城に帰しても、どこかで再加入するイベントがあったりしたんだろうか。ストーリー上の会話シーンも含めて、ローラ姫の有無の差分で2周しなければわからないようにされている。

 

とにかく、ローラ姫が後方支援を行ってくれるようになった。

支援を行ってくれるトリガーがいまいちわからないのだが、たまに強力なリジェネをかけてくれるようになった。ただでさえボスが強く、攻撃バフデバフ回復を勇者一人で行うのは大変だったので、たまにでも回復してくれるのは非常に助かる。

 

 

 

さよならりゅうおう DQ1クリア

 

そのままローラ姫をキャリーし続けること数時間。

途中のボス戦で数敗してレベリングしたこともあった。今作、敵が強い。なかなか歯ごたえのある戦闘で良い。

 

 

紆余曲折あったが恒例の虹の橋をかけて、竜王の城へ。

 

 

ほう 姫を わしの所まで 連れてきてくれたのか?

 

で、りゅうおうの元へローラ姫を届けて、りゅうおうからねぎらいの言葉を貰う。ミッションコンプリート

 

実績のために闇の世界エンドも回収したのだが、夢オチに見せかけたルビスの加護による復帰のような終わり方をされて、ローラ姫から軽蔑の眼差しを向けられることになった。BAD ENDではロトの剣もローラ姫もりゅうおうに渡したからなあ。

 

 

 

で、ドラゴン斬りで昇天してもらった。

ローラの加護を何度か受けられたのと、「ようすをみている」を連発される行動運の良さもあって、竜王もさほど苦戦せず倒すことができた。

 

 

 

短めのスタッフロールが流れておしまい。

次のDQ2に続く。

 

 

やっぱりDQ1そのものというよりも「DQ1を元につくったゲーム」という感じ。

既プレイ者としてはそれが新鮮で、明確な違いをたくさん見つけられておもしろかった。綺麗にリニューアルしたくらいの印象のDQ3よりも面白く感じた。まー、DQ好き人間なので、他シリーズと比較した正当な評価ではない自覚ではあるけれど。

 

ちいさなメダルも全回収して、ダンジョン内のアイテムはある程度回収したくらいの進行の仕方で12時間ほどでのクリアとなった。10回以上全滅した。ええ……?

次回はこのままDQ2へ。DQ1でこの難易度だと、DQ2のロンダルキアが怖すぎる。

 

 

 

おまけゾーン

 

あとはおまけ。気づいたところを書き連ねるだけ。

 

 

世界のつながり

 

ロトシリーズはDQ11の延長線上の世界なのだが、それを感じられる装備品がいくつかあった。

 

 

DQ11のロウが装備していた防具、大樹のマント

そういえばHD-2D版DQ3にもあったので、誰かが長い年月引き継いできたのだろう。

 

 

 

ほかにもオルテガから助けられた話など。これはDQ3とのつながり。

妖精やドワーフ、ルビスなどの登場頻度を高くして、つながりを強くさせたのはニヤニヤポイントが増えて面白いところ。

 

そういえばDQ3もオルテガの話が増えてたっけ。

 

 

 

こういう細かいメッセージも。

元々は王者の剣だったことを明確に。ロトが使っていたからロトの名を冠した装備として伝承されるようになっただけで、それとは別の名前がちゃんとあったりなんだり。こんなちょっとしたサービスが嬉しい。

 

 

 

限界突破

 

DQ1といえば最大レベルは40。そんな記憶もありました。

 

 

なんか、普通に40超えましたね……?

クリア時のレベルは42だった。種のモンスタードロップもあったので、稼ごうと思えば強力な主人公に育て上げることも可能だろう。

 

ベギラマが最強だった時代なんてもう古い。

ベギラゴンもギガスラッシュもギガデインも使える、今風の主人公になったのだ。

 

 

 

そういえばローラ姫の加護を受けているときに、ベギラゴンを変化させると見たことのない技を繰り出せた。

ラーミアのような鳳凰のような火の鳥が敵を薙ぎ払う技。名称不明

 

 

ローラ姫の加護関連でもうひとつ。ギガスラッシュから変化でギガブレイクも繰り出せた。

 

この術技変化(超絶技)は様々な発動条件があるので、加護が必須なのかどうかもわからないが、それにしてもやっぱりローラ姫をそのまま抱きかかえてきて正解だったかもしれない。

オマケ要素にしては恩恵が大きい。ローラ姫、HD-2D DQ1のMVPかもしれない。

 

 

 

持ちネタ

 

最後は定番のネタ。

 

 

新たな旅へ立つ勇者へ「私も旅に連れていって欲しい」と声をかけるローラ姫。

そこで「いいえ」を選ぶと「そんな ひどい……。」の無限ループ発生。ローラ姫の持ちネタであり、無限ループの起源にして頂点である。

 

……といいたいところだが、今作は無限ループの使い手であるカンダタが先に登場している。必殺技「許してくれよ!な!な!」も相変わらず無限ループだった。

 

 

 

つづく。