まだ続いているblender。
無知の知とかそんなレベルではなく、やればやるほど際限なく知らない中身が出てくる。ムチムチの無知である。
ほかにやることないんか???
いや、セールで購入したゲームもあるはずなんですけどねえ……。
いろいろ作る
とりあえずいろいろ作っていく。人体の3Dモデルは技術の結晶みたいなところで、モデルが作れるだけではなく、テクスチャの設定、動かすための設定などなど、余計な部分がたくさん必要になりそうなことがよーくわかった。人体にたどり着くまで続けられるかはわからないし、何百年後の話になるのかわからないが、現状作っているだけでもそれなりに楽しいのでヨシ。
で、ネコチャンをつくった。
以前作ったものよりも形状が難しく、思った通りに変形出来ずに時間がかかった。この程度で苦戦していると先が思いやられるが、まずは完成させる方を優先。最初から納得出来る形にできるはずがない。
いざワールドへ
せっかく物体を製作したので本番環境という名のVRCのワールドに設置していきたいところ。
そのためにはテストアップロードするためのワールド作成が必要になるわけだが、なんと無料でほぼ出来上がっているワールドを配布している人が何人もいたので、ありがたく使わせてもらうことにした。
親切なサイトを飛ばし飛ばし読んでUnityとVRCのSDKを導入。
ウルトラ余談だが、このVRC上へアバターやワールドをアップロードするには、VRCである程度遊んでいないと付与されない権限(アカウントのグレードのようなもの)が必要になる。残念ながらVR機器は有していないし、VRCの住民でもないので諸々の要件が足りていなかったが、フレンドの協力を得て要件を満たすことが出来た。ここで改めて感謝します。
なお、飛ばし飛ばし読んだせいでワールドのアップロードが一部上手くいかなかったが、直ったのでヨシ。ちゃんと読め。はい。
うおおおおおあがった!!!!!
何をするにしても自分の作った物が形になったり動いた時は嬉しいものだ。
が、上がったはいいけどなんか違う。なんか暗い。
考えてみると、ライトありきで明るく見えているだけであって、ライトがなかったらこんなもんだった。つまりライトをUnity側でも当てる必要があるということ。配布してくれたワールドを流用しておきながらアレだけれど、暗い夜の部屋を選択したのが間違いだったよ。
それともう1つ問題があり、blender側ではメタリックになっているマテリアルが、メタリックになっていないこと。これはどうやらシェーダーあたりが原因らしい。blenderとUnityのマテリアルは互換性がないらしく、マテリアルは画像データとして渡すか、Unity側で作る必要がありそう。
ルンルンでスキップしながらUnityに飛び込んだら樹海だった。難しすぎ。
後者に関してはのちのち対処するとして、前者は配布されている無料のワールドを流用したので、平面で広いワールドを別途製作したほうがよさそうだ。どちらにせよやるのは「またこんど」ではあるが。
blenderだけではなくUnityとも和解しなくてはならないようだ。まだネコチャンとも和解できていないというのに。
そうはいってもアップロードしてみなければ、マテリアルの互換性のなさとライティングは気づかなかったので、知見を得ただけ勝ち。和解していなくても勝ちである。
スキルポイントが足りない
結局のところ、blenderでモデルを完璧に作ってUnityを介してどうこうするわけではなく、Unityとblenderそれぞれの出来ることと得意なことを見極めて、工程を分担させた方が良さそうな気がしてきた。何言ってんの難しいからやめてよ。
もっというとテクスチャはいくらペンタブでもblenderの機能では描くのが大変だったので、blenderでUV展開 → CLIP STUDIOでテクスチャを描く → blenderに持ってくるという手順の方がよさそう。まさかクリスタまで巻き込むとは思わなかった。難しいからやめてよ。
やりたい造形を自分の知っている作業に分解して考える必要があるのと、その知っている作業をある程度増やさないとお話にならない状態なので、あと57897年くらいは勉強する必要はありそう。徐々にできることを増やしていかないと分解さえできない。
問題や課題は残っているが、1週間経たずに完全な初心者がアップロードまでたどりついた!!偉業!!!!
というかこれくらいの練度でも理解出来るように噛み砕いてくれた、賢人達に感謝します。知の宝庫だよ本当に。こんな叡智の塊である各種モデルをBOOTHでたった数千円で売るんじゃないよ本当に。100倍高くしろ。
VRCのワールドを無料で配布すな。3Dアバターを無料で配布すな。すな。ありがたく参考にさせてもらうしかない。
全知全能を手に入れ天地創造を果たすまで、あと574839207859432789342年。
終
制作・著作
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蟹