UEとは
Unreal Engineのことである。上ではない。下でもない。うぇ~。
ゲームを作れんのか
唐突だが、私は小学生の頃、将来の夢を発表する場で「ゲームプログラマー」と言ったことがある。
幼い頃からゲームが好きだったので、見識の狭いキッズに遠い将来のことを聞くと、好きなものから派生させて回答するのは半ば必然的でもあるだろう。
なお、現在は見ての通りである。ゲームプログラマー、略してゲーマーにはなった。人間、楽な方に流れるので、作るより遊ぶ方である。
とはいえ、作ることに興味がなかったわけではない。別に小学生の頃に嘘をついたわけではない。ゲームが好きで、作品のことを深く知れば自ずと制作会社・制作者・制作工程などのことも知ることになる。
そこで、ふと思い立ったのである。「実際、どうやって作っているんだろう」と。
思い立ったが吉日、即インスコ即触ってみた。こんなもん無料なので面白くなかったらやめればいいのである。無料万歳。タダより高いものはないとはいうけどタダなので無料だ。つまり無料ということである。
ということでUnreal Engineを落としてみた。
Epicランチャーから簡単に落とすことができた。全ゲーム、EpicじゃなくてSteamから発売してくれ(反乱軍)。
VS ブループリント
そもそも私はこういうゲームエンジンにほとんど触れたことのないド素人で、操作すらおぼつかない状態だったので、何をするにも数分の検索タイムが挟まることとなった。
Unityも触ったことはあるのだが、Unityを介して別のことをしただけなので、ゲームエンジンとして何かを作るために触ったことはない。
で。UEのなかでも最初に厄介そうに感じたのは、ブループリントである。
初っ端からなかなか不自由だなと感じた。当然不慣れであることや、どちらかというとコードを書く方が楽だと感じる、マウス操作アンチ勢だということもそう感じる原因の一つではあった。
まあ、人に伝える時はフローチャートのようになっている方がわかりやすいのは間違いない。上の図はただX方向とY方向の移動を指示しているだけだが。
この程度のお遊び&お試し動作だからこれで済んでいるのであって、こんなもの、大作になったらとんでもない混線が起こるのは目に見えている。スパゲッティコードならぬスパゲッティチャートだ。もはやモンジャラ。
初心者やコードに慣れていない人ほどビジュアル的に分かりやすいが、仕事として開発したり、本腰入れて開発している人は大変そうという印象を受けた。ただの素人だから知らんけど。
オチ
半ば文句を言いつつも、各種サイトや動画を参考にしつつ真似をしていくことにした。初学者は真似をすることすら難しいので、変なことをせず、言われたとおりにする素直な心が大事である。
が。
結局、参考にしていた(真似をして作業していた)ものに必要な素材が提供されていなかったので、途中で打ち切りとなった。
簡易的なステージのようなところを作成して、キャラクターをwasdで操作できるようにして、追従するカメラを付ける。作ったのはその程度である。
あんまり中途半端にするのは嫌なので、少なくとも一つ完走しようと思っていたのだが、素材自体を生み出す力がないので諦めた。たぶんモーション素材?のようなものが足りなかった。圧倒的知見不足。
力が欲しいか。いいえ、5000兆円が欲しいです。
形としては何も残せなかったが、触れて動かせたのは面白かった(小学生並みの感想)のと、さらに面白そうだなと興味を引いたのは1つ前の過程、モデリングであった。
次回blender編
blenderでモデルをつくる
Unityでなんかする
VRCで存在させる
成果がすぐに見えそうな僕の考えた(頭の悪い)最強フローである。
どうしてblenderなのか。無料だからである。こんなもん無料なので面白くなかったらやめれば(ry
結局、絵をかいてみた時も、「好きなものを生み出せる能力がいかに重要か」「いかに思い通りのものを作ることが幸福度が高いか」を思い知ったところはある。
さらにモデルって自分好みじゃないとやる気にならなくね?という話。キャラクターしかり、風景しかり、小物しかり。
あと自分用の3Dモデルやアバターみたいなの欲しくない?外注じゃなくて自分で作りたくない?そうでもない?ああそう。
なお、先述の通りただのゲーマーなので、作るより遊ぶ方が優先である。50000年以内にやる予定。
ゲームエンジンに関しては漠然と触って見たい気持ちがあっただけで、特に作りたいものが明確な訳では無かった。というか作りたいものがあったら5000年前にやってるし、やってないということはそういうことである。
ただ、3Dモデルに関しては作りたいものの方が先に来ている、目的が明確なので、たぶん近いうちにやる。30000年以内くらいにはやる。
全知を掴むことは出来なかったが、なんとなく何をしているのか、何ができるのかはわかった。勝ち。
終
制作・著作
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全 知