へんじがない、ただの引きこもりのようだ

ゲームとともに歩む雑記ブログ

無責任統治上等

 

 

立てたフラグは数知れず。お前は今までに立てたフラグの数を覚えているのか?

立てたフラグは回収しましょう。ゴミはゴミ箱へ。

 

 

 

 

 

 

残りのストーリー

 

世界樹の迷宮Ⅲ、どうやら3周しないと話の真相が解明しなさそうだということがわかったので、いずれやるつもりだったが、その「いずれ」は今である。

せっかく面白い話だったのに、間を開けすぎてストーリーを忘れてしまうのが一番もったいないからでもある。

 

実績的には「裏ボスをEXTREMEで撃破する」という条件も残っているが、それ以前に「全種類のパサラン系を倒す」という実績が面倒なので、まずはストーリーを回収することを最優先にした。やりたくなったら集めるよ実績は。

つまりストーリー目的でPICNICで駆け抜けてやろうという話。大半が同じボスだし「まあいいか」という気持ち。実際、PICNICのおかげで3時間もあれば2周目をクリアすることができた。難易度選択、非常にありがたい機能である。EASYモードが許されるのは小学生までだが、PICNICなので問題ない。

 

 

一周目にクリアしたのは海都ルートだったので、残る2ルートは深都ルートと真ルートだ。

 

 

 

深都ルート

 

深都ルート、つまり一周目のストーリーでは敵対勢力となってしまった深都側の人間にすり寄ってみるルート。どちらかをとればどちらかが敵になるようなシナリオだったので、一周目で味方だった海都側の姫と最終的に敵対することはわかりきっていた

 

一周目では解読できなかった内容

 

 

天敵であるフカビトが海都の姫についているらしいというので、やってきてくれという展開。海都側のストーリーでは姫の体のために取ってきた植物も、フカビトにとっては力を保つための養分だが、実は人間には猛毒だった、なんて背景もあったりした。

度重なるフラグ回収に「なるほどなーなるほどなー」と反応が半ばbot化していた。

 

 

 

姫の化けの皮がはがれたこのシーンはゾッとした。

海都側のルートでは深都の王とその側近が同時に襲い掛かってきたが、今回の深都ルートでは側近と海都の王、それぞれと連戦になった。海都ルートよりもキャラクターも装備も強くなっているはずなのにそれなりに強く感じたので、一周目から深都ルートを選んでいたら苦戦してそう。

 

 

 

まあこれは知っていた。海都ルートでも姫が散々兄の追っかけをしていたことが明らかになっている。

というか兄の追っかけをするために寿命を延ばす必要があり、延命のためにフカビトに魂を売ってしまったという流れだ。

 

 

 

海都ルートでも見たプレイヤーを混乱させる悪い文章。とはいえこの文章があるからこそ他のルートが気になるというもの。ばっちり敵の罠に引っかかっているのである。

 

「どちらも救う道があるんじゃないですか?」「元凶はなんでしたか?」というのが真ルートへ至る道という話。

「アレが怪しい」という部分はプレイしていればなんとなくわかるものだが、その他の条件も含めて完璧にこのルートへ至るのは難しそう。

 

 

 

こっちはこっちで問題である。深都の王は海都の姫を忘れているのだ。

海都の姫 → 兄(深都の王)を追いかけて100年
深都の王 → 妹(海都の姫)を忘れて100年

とんだすれ違いである。

深都の王としては「フカビト憎いでござる~www」で、過去のことなんて考える余裕が無かったり、記憶をなくしてしまった以上、気に掛けることさえ難しかったんだろうけれども。

 

 

 

真ルート

 

「怪しいのだーれだ?」ということで途中で遭遇したフカビトをどつきに行くことに。

そうすると「ウチらズッ友だょ?」とフカビトから怪しい勧誘を受け、「(フカビトと)友になることができる」と断言すると怪しいアイテムがさらに怪しくなった。怪しいを連呼しているが怪しいものは仕方がない。怪しい人にはついていってはいけない。その場で切り捨てるべきだ。悪・即・斬。

 

 

フカビトからもらった怪しいアイテムにより、ラスボス前のイベントが変化した。さんざん主人公御一行が振り回された兄妹の再会と、兄妹ともに人としての体と記憶を取り戻したのである。

 

 


そして海都ルート、深都ルートともに開けることのできなかった謎の扉をくぐることを許された。その先で、フカビトの祖と対峙。

さすがに3周目ともなると装備もレベルも充実しすぎていて、ゴリ押し気味でも倒せてしまった。パラメーターを確認した限りだと、私が歩んだルートと同様に、海都 < 深都 < 真 の順で強いボスになってそう。

 

 

 

ラスボス後恒例のタネ明かしフェーズ。

例の兄妹の話というより、この世界全体のタネ明かしだった。正直、3割くらいしか理解できなかった。何言ってたんだこいつ。せっかく真ルートまで三周もプレイしておいて大して理解できていない残念な頭である。

 

 

 

これまた恒例、スタッフロール中のお褒めの言葉フェーズ。我がギルド「オフトゥン」はこれまでに3つも世界を救っている。世界樹に強い弁護s……じゃなくてギルドである。慈愛に満ちたオフトゥンはすべてを受け入れるのだ。

 

 

 

!?

 

 

記憶を取り戻してそのまま駆け落ち!?

 

そんなこと許されるのか。統治する立場の二人があっという間に駆け落ちでいなくなるなんて、あまりにも無責任すぎる。でも責任なんて負わない方が良いに決まっている。人生逃げてなんぼ。逃げるなら最初から統治すんじゃねえ。

 

 

 

 

無責任王「あとたのむわwよろw」

 

 

 

なんやこいつら!

ギルド「オフトゥン」に課せられる次の任務はこの二人を連れ帰ることですかね。慈愛に満ちたオフトゥンはすべてを受け入れる。いや、受け入れられないこともあった。

 

 

全く予想していない方向での結末を迎えたが、システム的にもダンジョンの内容も面白かった世界樹の迷宮Ⅲ。世界樹の迷宮Ⅳ以降のリマスター、ないしはSteam版への移植を頑張ってくれよな。我は座して待つ。

 

 

それでは。