実績だのトロフィーだの、そんなんなんぼあってもいいですよ。
自己肯定感が低く、人も信用ならないなら、機械に功績を認められればよろしい。
なあ、また日記かい。
なんちゃってゴルファー
Golf itをご存じだろうか。
少し変わったゴルフゲームで、マルチプレイが可能。何年も前から配信者界隈で二次会と称して、イベントのあとによくプレイされている。
ゴルフ部分が精巧に作られていて非常に本格的なゴルフが楽しめる、というわけではなく、Golf itを用いて煽りあいをするのが配信者のメインコンテンツだったりする。
だがしかし、素人がマルチプレイしても面白いゲームであることは間違いない。そういうパーティゲームだ。まじめにやるもんではない。
何をしたかって実績回収じゃ
で。
なぜ唐突にGolf itの話をし始めたのかというと、唐突に実績を確認して、唐突に集められそうな実績を確認して、唐突にソロで回収を試みたからである。
これがGolf itの実績の一部である。
そう、取得率0.1%のレアな実績がたくさん眠っているのだ。
しかもこの取得率0.1%の実績、各コースに存在する隠しオブジェを見つけるという実績で、隠れている場所なんてネットで検索をかければすぐに見つかるのである。
その気になれば、1実績10分もかからず取得できる。非常に簡単な実績だ。
大抵の人がこんな実績なんて興味もなければ、通知として出てきたときに気づくこともあるくらいの関心だとは思うので、少し補足しておく。
大前提としてSteamのゲームにおける取得率0.1%の実績はかなーりレアだ。PCゲーマーなんてコアな層は、難しく、取得が大変な実績でもかなりの割合で回収されているものである。
ものすごく時間のかかる実績や、単純に難易度が高くて大変な実績も、ごく普通に2~3%くらいの取得率だったりする。1%未満の取得率の実績は結構レアであり、0.5%未満なんてなおさらである。
当然、そのゲームをプレイしている人口に対しての取得数という割合で計算されている(と思われる)。
つまり、高難易度のゲームであれば、一般のゲームと比較して取得するのが高難易度の実績であっても、高難易度のゲームが好きでプレイしている層が母数になるので、取得率が高くなる。
異なるゲーム間で取得率だけを比較しても仕方がないのである。なので、この記事で書いてあることは全て無意味なことである。今すぐ読むのをやめよう。
0.1%の謎
んで。
どうしてGolf itなんていうカジュアルゲームで、簡単な実績が取得率0.1%なのかという話。
Golf itの他の実績の中にパーティゲーらしく、マルチプレイが必須な実績がいくつかある。それが数多の実績ハンターたちから避けられる理由になっているのではないかと踏んだ。
どういうことかというと、実績目的で購入する変態ゲーマーが少なく、純粋にパーティゲームとして楽しむ層が多く購入している気がしたのだ。
実績に興味のない層が多くなるので、母数が多いわりに調べないと出てこないような変な実績の取得率が下がるというトリックかと考えた。平均点低めで標準偏差も低いのではないか。
ま。Steamで悪いことをして、実績を強制的に解除する手段も存在する。
それゆえ、こんな実績の価値も個数もレア度も、なんのあてにもならないというのは、昔から繰り返し書いているとおりである。
むろん、私もPCでプレイしている以上、そういう手段を用いていない証明をすることはできない。
仮にそういう手段を用いていたらネタがない音頭なんて踊らないけど。
ショーケース
0.1%という、ぱっと見た印象でレアな実績が簡単に手に入るのであれば、数字大好きマンへ見せびらかして、卒倒させることが出来るのではないか?
偽りのレア実績コレクターとしてブラフをかけられるのではないか?そんなことを考えるかもしれない。考えないけど。
この0.1%が気になった理由として、Steamのプロフィールに設置できるショーケースという仕組みがある。
このプロフィールにあるショーケースの上位を例のGolf itの偽りのレア実績が占有するようになってしまったわけだ。
当然、ただの実績ショーケースではなく、「最も稀な」という条件を付けているので、想定通りの挙動であることは間違いないのだが、上位の実績が全てGolf itとなってしまう。私がプロゴルファーであるかのようになってしまう。ならんが???アウラ、プロゴルファーになれ。
別にプロフィールをたくさん見られるような有名人でもあるまいし、実績自体が自己満であることは間違いないので、ゴルファーでもなんでもいいんだけれど。
だいたい、このショーケースを好き好んで自分のプロフィールに設置してたのは、ほかでもなくこの私自身だ。プロフィールを変えればいい話。はい解決。閉廷。
終われ
それにしても、「遊んでいるうちに取れた」や「そのゲームが好きで集めた」ならまだしも、実績目的でゲームをし始めるとそれこそキリがない。
Golf itのような「数分でとれるからとってみた」で済むような実績ではなく、数十、数百時間かかるものだってたくさん存在する。
あれ……どっかのゲームで、一つのアチーブメントに何百時間も費やしていたような……?
あれが……壱四個目の最終幻想だったのか……
終
制作・著作
━━━━━
ごるふ