へんじがない、ただの引きこもりのようだ

ゲームとともに歩む雑記ブログ

耳から入って目から出ない

 

10時間オーバー、ひょ~なげぇ~!と思ったけど、普段読書にどれくらい時間がかかってるのか考えたこともなかったなあ。

一気に最初から最後まで読んだこともないし、永遠に謎のままである。そんな時間も考えなくて済むのも良いところだと思うけど。

 

 

 

本を読んだって良い

 

本が読みたい。でも目は別のことに使いたい。

伝説任務の次は目の占有が起こっている。目が引っ張りだこ過ぎてそろそろ目を増やさなきゃならなさそう。

 

ということで存在は知っていたが全く手を出していなかったAudibleを使ってみることにした。聞く読書のサービスはほかにもあるけれどAmazonに支配されているのでAudibleにした。簡単に言うと30日間無料だったから。

 

 

いやー、聞く読書なんて邪道だと思っていた。確かに子供向けに読み聞かせという取り組みはあったけれど、自分のペースで読めるのが本の良いところだと思っていた。そう思いつつ、タダだしとりあえず一回聞いてみようと思った。これが敵の罠である。甘い蜜に誘われて戻れない位置に足を踏み入れてしまう。

これもしかして声優目当てで聞く人もいたりするんだろうか。

 

 

本を聞いたって良い

 

……。

 

右から左へ受け流す〜

 

……。

 

二時間後。

 

 

なんにも頭に入ってこなかった。

 

なんっにも頭に入ってこなかった。

 

 

大事なことなので以下略。

もしかしたら私と会話した人は「こいつなんも聞いてねえな」「さっきも言ったんだが〜??」と苛立たせていた可能性さえある。私はアホなのか???

聞いて処理して理解するのに時間がかかるのに、会話なんてそれに加えてリアルタイムでカウンターを繰り出さなければならない。だから苦手。緊急時以外は文字でバトルしようぜ。

 

 

いつかどこかで書いた気がするが、私が言語を処理できるのは入出力合わせておそらく1つまでなんだと思う。聞きながら読めないし書けなかった。これは会話・通話をしながらブログが書けないのと同じだった。

「作業を止めて話を聞け」とはいうが、その作業の種別が文字を司るものであるならその通りだと思った。いまさらタウンにさよならバイバイ。でも作業をやめないのはその話に興味が無くて聞くつもりが無いからなんだよな。ばいばーい。

 

ただ、裏を返せば聞きながら文字を使わない別の作業、家事などをするのはいいのかもしれないと思ったので試した。まあ……少し掃除をしながら聞いてみたらマシになった。が、やっぱり頭にはあまり入ってこなかった。

正直なところ、目を閉じて集中して聞かないと数秒前のことは忘れていた。目を瞑るならもはや入眠用になってしまうんだろうか。もう目を休めろというお告げなんだろうか。とはいえ、目を休めながら何かができるというのはそれはそれで画期的かもしれない。将来失明したらAudibleにある書籍を全て網羅しようと思った。

 

幸い、30日間の無料期間は過ぎていない。もう少し簡単そうな本を聞いてみようと思う。児童書か?児童書、見つからなかった。

ラノベのような読みやすい文章も音声にすると10時間を優に超えてくるのでそこは微妙な点かもしれない。手も目も使わないことにどこまでメリットを見いだせるか。作業時は音楽をよく聴いているけどその代わりにはならなさそう。

 

 

Audible対応している書籍がそう多くなかったとはいえ、好きな作家がいないと自分の読みたい本を見つけるのがなかなか難しい。

一歩も動きたくないしネットで完結させたい気持ちは強いけど、本に関しては本屋でよくわからないジャンルの場所に行って変な背表紙を見て手に取ってみる動作が必要だったんだなと感じた。普通に本屋に行きたくなった。いかないけど。

いうなれば結局コレクター気質でもあるので本だって電子書籍じゃなくて現物が欲しい。不便だから買わないけど。