頂き物シリーズ第n弾。
数週前に誕生日ということで貰いました。圧倒的感謝。
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TEVI
横スクロールアクション。メトロイドヴァニア。そういうカテゴリー。
Rabi-Ribiの開発元が出しているゲーム。ストーリー的なつながりはないし、Rabi-RibiからTEVI発売までに他のゲームを発売しているけれど、便宜上、Rabi-Ribiを「前作」と表現する。私がやった前作はRabi-Ribiだしそういうこった。
横スクロールアクション、すごく好きだしストアページを見て衝動的に買いたくなることが数えきれないくらいあったけれど、本当に下手なジャンルなのでどうにか衝動を抑えているところはある。でも貰ったんだからやるしかない。いやー、やるしかないなー。
下手なのが分かっているので横スクロールアクションというだけで見ないようにしていた節はある。TEVIも貰うまで知らなかった。見たことはあるのかもしれないが覚えていなかった。
先述の通り下手な自覚があるので変なプライドは捨てて標準よりも下の難易度であるPicnicで進めることにした。以前最低難易度でヒィヒィ言いながらクリアした横スクロールアクションのゲームもあったので、一番簡単なCakeWalkにしなかったのはせめてもの抵抗だ。
「えーマジー?イージーモード!?キモーイ」「イージーモードが許されるのは小学生までだよねー」
小学校卒業
数時間進めていったのち、難易度をNormalに上げることにした。Picnicはごり押しが効き過ぎて、さすがの私も歯ごたえを感じなかった。
私がうまくなったわけではない。顔面で攻撃を受け止めてボタン連打でボス戦を突破してしまっていたので、弾幕を避ける楽しみが一切なかった。探索は念入りにするタイプなので、アイテム回収率も影響した可能性はあるが。
(前作のRabi-Ribiはアイテムを集めれば集めるほどボスも強くなったので苦戦した。)
ボス戦は弾幕避けゲーが混ざってくる。序盤はよけるのが大変だったので、顔面で受け止めてアイテムで回復するごり押し戦法もそれなりに使ってしまったが、進むにつれて空中でのアクションが増えて来てからは避けるのも面白くなってきた。
Rabi-Ribiも弾幕避けだったはずなんだけど、やたら星が降ってくる弾幕以外は全然覚えていない。TEVIの方が弾幕が見やすい気がする。ドットが細かくなった?かも?気のせいかも。
なんだかもう天使とか悪魔とか機械とか、横スクロールなのも相まってメイプルストーリーに見えてきた。小中学生の頃の記憶なので適当極まりないが、こんな雰囲気だった気がする。
もっと派手なシーンはたくさんあったけれど、派手なシーンはこっちも操作が忙しいのでスクショなんて撮っている暇はないのだ。録画という機能はどこへ行ったんでしょうね。
ストーリーの良さ
会話のテンポが良かった。前作と違って日本語がしっかりしている。前作はもっとなんというか機械翻訳っぽかった気がする(ここ数年で海外ゲーの怪しい翻訳に慣れたという説もある)。あと前作は百合を楽しんでねという雰囲気があった気もする。
でも今作はそんな言葉どこで使うの?という難しい日本語がちらほら。実際に数回辞書を引いた。
とにかくストーリーは飽きることもダレることもなかった。前作ほど進行順の自由度が高くなかったのが逆に良かったのかもしれない。ちょっと意地悪な書き方をすると、開発の想定通りのテンポで進めざるを得なかったとも言える。
7章から最終章にかけては怒涛のストーリー進行だった。探索とかどうでも良くなってとりあえず先の話が気になった。
ここのシーンは身を切られるような思いで見入ってしまった。テビィと同じ瞬間に嫌な予感がよぎってしまったのでなおさら。
ウルトラ余談だけれど、これ、結構インパクトの大きいことを言っているシーンでスクショを撮ってしまったので、さすがの私も良心が痛んでセリフを消すことにした。その際、Windowsに標準搭載されているフォトに追加されていた、生成消去というAIを用いた機能を試しに使ってみた。何の設定もせずに消せるわりには十分自然に消せていると思う。消しゴムマジックで消してやるのさ。これからIDや名前消しはこれでいいかも。
話を戻そう。
主人公御一行は天使と悪魔、そしてウサギもどきの人。種族を超えたなんとやらという話はよくあるけれど、よくあるなりに王道で面白かった。常に不穏な雰囲気が漂っていたので、お得意の人間不信を発動させて、全員裏切るんじゃないかと警戒しながら進めていた。
完走した感想
悪いやつやっつけてめでたしめでたし。きれいに終わって余韻に浸れるゲームだった。
クリアしたことでさらなる高難度が解放されたが、まーーーったく出来る気がしないので思い出は楽しいままで終わっておこうと思う。このままの難易度で探索とクリア後要素はちょっと進めたけれど、Normalがちょうどいい。
話も面白かったしもっと細かい難易度調整もあとから出来るようになっていて最初から最後まで楽しめた。面白かった(二回目)。
そういえば大事なことを書き忘れていたけれどメインストーリーがフルボイスだった。え、全部声入ってるんだけど?ほんとに?と思いながらクリアした。たぶんフルボイスだった。
それと随所に前作オマージュがあった。前作の主人公コンビは自宅のポスターに書いてあった。それだけでは収まらずミニゲームにもなっていたし、なんだったら本人がいた。普通にカジノで働いていた。どういうことだってばよ。
たぶん気づいていないだけでRabi-Ribi以外のオマージュもあるんだろうなきっと。
おしまい。