へんじがない、ただの引きこもりのようだ

ゲームとともに歩む雑記ブログ

農業から始まり農業に終わるハーヴェステラ

 

 

どうもこんばんは。

 

夏のSteamセールで購入してすぐにプレイしたこのゲーム。

見事に記事にせず、寝かせていました。

 

 

発売当初からそれなりに話題になっていたハーヴェステラ

スクエニ製のちょっとダークな雰囲気の農業アクション。そんな感じのジャンルのゲーム。

 

話題になっていただけあって、それなりに感想は目にしたのですが、率直に言って大絶賛とは言い難い感じでした。

とはいえ仮に賛否両論あったとしても、裏を返せば半分くらいの確率で自分にヒットしますし、味の好みと同じくらい娯楽の好みなんて千差万別なので、自分が気になったものは自分でプレイしていきます。

 

 

 

 

 

 

ハーヴェステラ

 

 

 

 

ということで「ハーヴェステラ」です。

 

いざプレイしてみると、JRPGのようなしっかりとしたストーリーと牧場物語などを彷彿とさせる農業クラフト、そして戦闘はアクションと色々盛って見ましたという感じ。

死期という名前から察することの出来るダークな要素と、ほのぼのとした農業が合わさっていることもあり、属性がてんこ盛り

 

ベースが似たようなジャンルの牧場物語やルーンファクトリーなどと比較すると、ストーリーがかなりしっかりしている&もう少し重い話になりますし、一般的なJRPGと比較するとスローペース。そしてアクションゲームと比較するとかなり簡易的なアクションという感じ。

中途半端。魔法剣士スタイル。器用貧乏。こら悪口はやめなさい。

 

 

先にプレイ時間を置いておきますが、クリアするまでに70時間以上かかりました(寝落ち含む)。

サブクエストもクリア前にできるものは恐らく全てこなしたので、目についたものはきちんとやった方だと思います。

 

 

 

尻上がりストーリー

 

 

話の内容はもう尻上がりも尻上がりでいいところで、前半の「ふーん」「へー」くらいのテンションから数十時間経過したあとの盛り上がりはなかなか。

 

あとから段々とわかってくる事の真相を見ていてすっきりするタイプの話でした。

裏を返すと面白いところにくるまでの数十時間、他の場所に楽しさを見いだせる人、完走する意思がある人以外は離脱してそうな気もします。

 

 

 

 

とはいえ噂されているような暗さ・重苦しさはなく、特に身構える必要はなかったのがいいところ。

ダークな雰囲気はちょっぴりという感じで、基本は絵柄も相まって割とふわふわなストーリーが多め。

 

 

(ニーアオートマタの遊園地を思い出す風景)

 

 

そしてメインストーリー・サブクエストともに会話シーンの選択肢が多めでした。

ストーリーの分岐しない選択肢がほとんどで、こういった選択肢はプレイヤーが主人公に感情移入というか、ロールプレイとして没入するために用意されていると思っているのですが、共感できず、「そうはならんやろ」と思ってしまう選択肢もしばしばあったのが残念でした。

 

「うーん……」と首を捻りながらしぶしぶ選択肢を選ぶ、そんな感じ。

テンポが悪くなっているだけのような感じで、せっかく全体を通してメインストーリーが面白かっただけに、選択肢が余計なもののように感じてしまいました。

 

 

 

時間に追われる日々

 

比較的ダンジョンの構造がしっかりしていることもあってダンジョンを探索するのにそれなりに時間がかかるのですが、ゲーム内時間の経過がそこそこ速いのと、22時を過ぎると「眠くなってきた」と抜かし始め、強力なデバフが付与されてしまうので実際に活動できる時間が多くなく、毎日厳しめの時間制限を設けられている感覚を味わいました。

 

もちろん常に探索をしているわけではないのですが、農業にも時間はかかりますし、サブイベントをこなしているだけで時間は経過します。

ストーリー自体に時間制限はないのですが、前述の通り一日の行動制限があるので、途中でも探索を切り上げなくてはならず、非常にテンポが悪い。

 

探索に限らずイベントもそう。

複数のイベントを並行してこなそうと思うと、あっという間に一日が終わってしまいます。

 

 

なお、戦闘はだいぶ大味なアクションゲーム

ボス戦は申し訳程度の範囲攻撃避けがありますが、ベースは真っ向勝負。

 

 

 

 

ほとんどレベルや装備を整えて真正面から殴り合うゲームになっていました。

かといって沼にどっぷりつかるような深い強化要素などは皆無なので、本当に時間をかけて育成するだけ。

 

 

 

全体を通して

 

 

煮え切らない感想が多くなってしまいましたが、全体を通して面白かったのは間違いないです。そうでないと流石に途中で離脱している長さ。

ストーリーは特に最後までやって良かった。

 

 

 

 

ただ、ストーリーを重視したければ農家が足を引っ張るし、農業や採集、クラフトなどコレクション要素を重視すればストーリー・イベントのテンポの悪さが気になってしまう。

「何でも出来るのでどれでも好きなものを選んでね」ではなく「アレを重視すればコレが足枷になる」みたいなゲームでした。

 

 

(思いっきり終盤の画像でも、道中に色々ありすぎて未プレイだと何のシーンなのか正直全く伝わりません。)

 

 

次回作に期待。

続いてくれるかはわかりませんが、こういうゲームは好きなので次があれば購入してしまうと思います。

 

 

 

ちなみに完全に余談なのですが、ハーヴェステラクリア後に農業&アクションゲームがやりたくなってしまって、購入予定のなかったルーンファクトリー5を購入、プレイするに至っています。

 

ルーンファクトリーシリーズ、思いのほか私に刺さっていたらしいです。

なおそのルーンファクトリー5もクリア済みなのでそのうちまた記事にしますし、クリア後もなお継続してプレイ中です。

 

 

 

それではでは。