どうもこんばんは。
聞いたことあるなー。面白そー。
それくらいのノリで購入したゲームを消化する会です。
途中でPCの交換を挟んでしまった結果、新PCとなぜか相性が悪く、最後の最後で時間がかかってしまったのですが、無事にクリアしたので記事にすることができました。
めでたしめでたし。
なお、このゲームはとっても正式名称が長いので基本的にFFオリジンと書くことにします。
STRANGER OF PARADISE FINAL FANTASY ORIGIN
◆どうやら高難易度らしいこと
◆歴代のFFが関係してそうなこと
くらいの事前情報でプレイしました。
実際に難易度が高かったうえに、歴代FFをオマージュしたステージや、アレンジされたBGMが流れたので事前に仕入れた(仕入れられていた？)情報は間違っていませんでした。
口を開けばカオス
カオスといえばFF1のラスボスポジションですが、FFオリジンの主人公はとにかくカオスに取りつかれていました。
口をひらけばカオス。カオスタオス。オデ、カオス、タオス。
こんな感じ(語弊有)。この状況がもはやカオス。
何にせよゲーム開始直後からカオスというやつを倒しに行く必要があるという目的ははっきりしている感じでした。
(主人公、松本人志に見えるのは私だけですかね)
FF1の話ですね。FFのオリジン(起源)なんだから「1の前だろうなー」くらい予想をつけてプレイしなさい。私が。
一時期一気にFFシリーズを駆け抜けすぎて、FF1の話がかなり抜けていたのはここだけの秘密。
割と早い段階でカオスを倒すという話になり、ガーランドォの話も出つつ、FF1のオマージュも見つつ話が進んでいきました。
ふたを開けてみるとオリジンと言いながらも、世界観や雰囲気はFF1と全然異なるものでしたが。
高難易度戦闘
そして事前情報通り戦闘難易度は確かに高いものでした。
初見殺しのびっくり要素は少ないのでダクソ系とまでは行きませんが、コードヴェインかそれに準ずるくらいの難易度だと感じました。
ゴリ押しは許されず、アクションゲームながらきちんとターンを守って戦わないとあっという間にやられてしまうタイプ。ボス戦は特にそう。
たくさんのジョブを使い分けられるので、ジョブチェンジしてみたら案外簡単に倒せたなんてことがあったのは、FF3やFF5を思い出しました。
最上位ジョブである必要はなく、初期ジョブも優秀なものがたくさんあり、装備的にも融通が効きやすく簡単にジョブチェンジ出来たのは、トライアンドエラーを繰り返せて楽しかった。
ただ雑魚戦でやられると戻るのが面倒になるのはソウル系と一緒。
ソウル系と異なり、ロストがないので徐々にこちらが強くなっていくのが温情。
ストーリーと妄想
で、ストーリー自体はFF1の世界の前日談にあたるわけですが、FF1の話の前に突然FF13の世界線がぶつかって来たかのような感覚でした。
ファルシのルシがコクーンでパージ……という程ではありませんが、世界観がそれに近しかったので結構な違和感を覚えました。
最後のオチに言及するのは流石に避けているのでそこは伏せますが、この展開でありながら結局FF1の世界とは違う世界線。
いわゆるパラレルワールドの話らしく、クリア後に「結局この話は何だったんだろう」と思ってしまいました。
切り分けて考えると、ストーリーは面白かったのは間違いありません。
最初のカオスタオス連呼からすると徐々に明かされていくストーリーと、戦闘の緊張感が相まって(PC交換というトラブルはあったが)最後まで難なくプレイ出来ました。
ただ、これがFF1の前日談にあたるということを考えると、余計な話だったかもなという印象が否めませんでした。
FF13-2もそうですし、他のゲームもそうですけど、
「このゲーム大好き！後日談欲しい！」
「このキャラもっと深く掘り下げて！」
「モブのこの子視点がみたい！」
と好きだからこそ沢山欲しがってしまいますが、いざ公式から供給されたものが解釈違いだと、妄想が公式から否定されることとなり、残念な印象を受けてしまうのかもしれませんね。
別にFF1に特段思い入れがあるわけではありませんが、心の中で勝手に「こういう世界だろう」「こういう展開だったんだろう」という予測があったからこそ、少し違うかもなと感じたのかも。記憶を消してーとかそんな壮大なバックストーリーがあるとは思いもしなかった
妄想は妄想のままで、(いい意味で)勝手に妄想しているくらいが丁度いいのかもしれませんね。
FF1を知っていたからこそ起こってしまった弊害だったのかもしれません。
何はともあれゲームとしてはとても面白かったのでヨシ！
高難易度系は精神が削られますが、たまにこの緊張感を味わいたくなるんですよね。
ということで十分に削られたのでしばらくゆるゆるなゲームで休憩です。
それではでは。
