どうもこんばんは。
先日Steamにも登場した、リメイク版LIVE A LIVEのお時間です。
オクトパストラベラーでお馴染みのHD-2Dに魅かれたのと、昔からの有名作品らしく、リメイク後すぐに話題になっていたので注目していました。
元々このリメイク版はSteamで発売されていなかったのですが、のちにSteamでもリリースされたことで購入へ。
以前のセールで購入したんですけどね。
Steamのセールが偉大すぎる。
LIVE A LIVE
30年ほど前に発売されたゲームのリメイク、LIVE A LIVE。
毎度毎度書いていますが、過去の名作を現行ハードでプレイできるのは本当にありがたい限り。
まだ見ぬ不朽の名作なんてたくさんありますからね。ゲームに限ったことではありませんが。
本当にいろいろあったストーリー
このゲームはいわゆるオムニバス形式で展開されるストーリーでした。
一部条件を満たさなければ出現しないストーリーも存在しましたが、基本的にはどのストーリーから進めても良く、計8つの物語を経て、最後に解放される最終章でゲームクリアという流れ。
1つ1つの物語はそれぞれ多少差はあれど、大体数時間で終わるようなボリュームでした。
一般的なRPGのように戦闘があってレベル上げをしてボスを倒すようなものもあれば、物語を読み進めることでほとんど終わってしまうストーリーや、文字が登場しないストーリーもありました。
全ストーリーそれぞれ(面白い)突っ込みどころがあったのですが、全部書いているととんでもない長さになりそうなのでいくつかピックアップしていこうと思います。
現代編
最初にプレイしたのは現代編で、軽いストーリー説明があったのちに謎の勝ち抜き戦が始まったので、「なんだこのゲームは!?」と思ってしまったのが正直な感想。
ロックマンのようにどのボスから攻略してもいいタイプのゲーム。
オムニバス形式のストーリーの中に、オムニバス形式のボス戦が。
一応、ただ戦闘するだけではなく、FFの青魔導士のようなラーニング要素があり、この現代編に限っては相手のスキルを習得することができるのですが、最終編で彼を起用しなかったのでラーニングなんてありませんでした(?)。
功夫編
本当に「なんとなく」な順番で各ストーリーをプレイしていったのですが、最初に心を掴まれたのは功夫編。
修行を重ね、弟子とともに悪いやつをやっつけにいく。
単純明快王道ストーリー。
王道が王道たる所以ですね、この安定感は。
倒す敵の配下が麻雀関連の名前だったりするおふざけ要素もあったのですが、主人公である功夫の達人の技を弟子に受け継ぐ良い話として完結。
三人弟子がいたのですが、とある事件がきっかけで生き残るのは一人のみ。
どうやらこの弟子、この章の主人公の師匠が一番訓練した弟子が生き残るようになっているらしいです。
私は一番弱そうな弟子がゲーム的に大器晩成型で、後から強くなるパターンだとメタ読みしてしまって彼を育てたのですが、クリア後にいろいろ見ている限りだと女性の弟子が生き残っている人が多いみたいでした。
近未来編
近未来編も語感的に最初から気になっていたのですが、思ったのと全然違ったストーリーでした。
初っ端から影山ヒロノブの歌が流れるRPG。
気が付いたらスーパーロボット大戦が始まっていました。
スーパーロボット大戦、やったことないんですけどね。
全体的に変化球
ガワはよくあるJRPGですが、中身は変化球。
「いつものRPGには飽きたぜ!」という人には刺さったのかもしれません。
とはいえオリジナル版が発売されたのは1994年。
単純に「いつもの」がまだ出来上がっていなかったからこそ、様々な路線を試していく上で生まれたのかもしれませんけどね。
ストレートな「面白かった!」よりもところどころで「なるほどなー」と展開に感心してしまいました。
取り上げたストーリー以外も含めて面白かったのは間違いないんですけどね。
戦闘システムはレベルをあげて物理で殴るというより、ストーリー上自由にレベルをあげることが出来ないものもあるので、工夫して倒す部分もあって楽しめました。
全体的にそんなに難易度は高くないのですが、何かに似ているシステムという感じではないので珍しい戦闘でした。
無理矢理表現するのであれば、ATB付きシミュレーションゲームの戦闘という感じ。
オチ
最終編のオチはいろいろありました。
最終編に来ても主人公や仲間を自分で選ぶことができるシステムで、それによっていろいろ変化したりしなかったり。
破壊魔法のようなものを放って全てを壊すエンディングや、ストレートに悪いヤツをやっつけるエンディングなど、いくつかの分岐がありました。
HD-2DだったりRPGだったりで、どうしてもオクトパストラベラーを考えながらプレイしていたのですが、いい意味で全然別ものでした。
オムニバス形式でRPGとなると、どうしても一人一人のストーリーが薄くなるのは避けられなさそうなものですが、大体のストーリーはあっさり心を掴まれて最後までプレイしてしまいました。ちょろい。
私もオムニバス形式で積みゲーを消化しているだけなんですけどね。
ええ、終わりが見えませんが。
それではでは。