どうもこんばんは。
気の赴くままに好きなだけ採取して好きなだけ錬金して、好きなだけ戦闘できるアトリエシリーズ。
先日新作がスマホゲーとしてリリースされることが発表され、非常に残念な気持ちになりました。
アトリエオンラインよりももっとソシャゲらしくなっていましたし、ソシャゲにありがちなスタミナなどの行動に制限を加える要素は、アトリエシリーズと相性が悪いと思うんですけどね……。
そうはいっても企業的にスマホゲーは稼げるんでしょうね。魅力的なキャラクターを出しておけばガチャは回りますし。
スマホの新作はさておき、新作とは対極にある初代のアトリエであるマリーのアトリエがリメイクされたので購入しました。
マリーのアトリエ Remake ~ザールブルグの錬金術士~
ということでリメイク版マリーのアトリエです。
原作のマリーのアトリエは1997年発売らしく、20年以上シリーズ作品が出続けているわけですね。
私もアーランドシリーズあたりからの途中参戦とはいえ、それらあたりからはほぼ大体購入してプレイしていますし、ただのファンと化しているのは間違いありません。
初代ならでは
最近のアトリエシリーズは錬金ができるのは当然で、錬金で製作した成果物をいかにアレンジして自分だけの最強の道具・装備を製作するかの工夫して錬金することを楽しむゲームになっています。
それが楽しくてプレイし続けているのも確かですが、最初の作品ということもあって錬金自体は非常にシンプル。
マリーは作れるか否かの二択ですし、錬金をするのにMPも日数も多く消費するシステム。
物語の進行がメイン、錬金はあくまでも手段という感じ。
直近のアトリエシリーズで日数制限があったのはフィリスのアトリエが最後でしょうかね。
物語中心から徐々に錬金中心に移行している感じかもしれません。どちらも好きですが。
一応その直近のプレイヤー向けの配慮として「無制限モード」もありましたが、通常モードでプレイしました。
流石に日付限定のイベントなどは見つけられなかったので、イベントを全回収できたわけではありませんが、通常モードでもかなり余裕がある日数となっていて、ほぼ自由にトライアンドエラー出来るようになっていました。
(初代た~る)
戦闘システムも最近の錬金術師は錬金術師らしからぬムキムキっぷりで、「道具なんていらねえ!拳だ!」という主人公もちらほら。
マリーのアトリエは昔のアトリエらしく、ちゃんとお金を払って傭兵を雇って探索に出ないと簡単にボコボコにされるバランス。
最近のアトリエと異なり、装備を錬金でガチガチに出来ませんからね。
賢者の石を経て
「5年あげるから頑張って卒業しようね。」
というのがマリーのアトリエのストーリー。
今となっては定番の賢者の石も初代のデザインだとそこらへんで採取出来る普通の宝石のよう。
製作難易度や必要素材は大変でしたがドンケルハイトさえ入手出来てしまえば簡単。
そもそもアイテムの種類数がそんなに多くなく、イベントのフラグ管理さえ出来れば通常モードでも簡単にコンプリート出来そうでした。
無事に卒業しておしまい。
エンディング分岐があるみたいですが、これも最近のアトリエシリーズにないパターンの終わり方ですね。
マリーのアトリエリメイクに関しては特にエンディングをコンプリートする予定はないのですが、分岐を確認したところ少し回収が大変そうな感じでした。
(初見時は「伝説の人」エンドでした。)
初代リメイクを終えて
シリーズファンだということもありますが、リメイク作品として非常に面白く、何をするにしてもサクサク進められて楽しめました。
たぶんシリーズファンじゃなくても楽しめそう。初代だからこそ単純明快。
今みたいな複雑な錬金システムがないので軽くプレイできます。
ただ、問題点が1つ。圧倒的ボリューム不足。
リメイク作品なので、原作を考えると仕方がないことだということは重々承知の上で、それでもボリューム不足。
テンポよく進むが故に、こだわる要素が無さ過ぎてあっという間に暇な時間が訪れます。
「何から手を付けようかなー」ではなく「やれるとしたらこれかなー」というテンション。
自らイベントフラグを察して探しに行く感じ。
ゲーム自体は面白かったのでもっと遊びたかったというのが本音です。
7~8時間でクリアするのは流石に想定外でした。
面白かったのでフルプライスではなくセール時に買うならアリだと思います。
近頃のアトリエシリーズが非常にボリューミーというか無限の沼を生成してくるので、その落差もあると思いますけどね。
スマホゲーではなくいつも通りのアトリエ「も」出してくれることを祈ります。
それではでは。