じわじわ進めていたDQB2のストーリーをクリアした。
なんだか実績一覧を確認する限りだと、少し頑張れば実績コンプリートまで出来そうな予感がするので、もしかすると実績コンプリートまでやるかもしれないし、やらないかもしれない。
やってみたらやってみたで面倒でやめることも多々あるので、ひとまず手を付けてみる予定。
簡単に終わりそうなら、実績を埋めておいた方が気持ちが良い。
DQB2 ストーリークリア
IFストーリーだったDQB1に対して、DQB2はどういうストーリーだったのか。
我々が知っているDQ2の舞台がDQB2でいう「現実の世界」。
DQB2の冒険の舞台となっているのは、DQ2で訪れた幻のローレシア城のある、ハーゴンが作り出した幻の世界。
DQ2でも訪れる幻のローレシア城にも足を踏み入れることができる。
幻の世界全体で言えることだけれど、自分だけがこの世界のよそ者で、その世界の住民は私たちの常識から外れた場所で、当たり前に生きている気持ち悪さの表現をするのがドラクエはうまいと思う。狂った世界にいる実感が強く、えも言われぬ恐怖を感じる。
少し脱線してしまったが結局のところ、
ハーゴン「あのとき使った幻の世界、そういや余ってたわ!ビルダーを取り込んで、シドー復活に使ったろ!」
そういうストーリーが徐々に明かされていくスタイルだった。
まあ別にDQ2の前提ストーリーを知っていようといなかろうと、必要な背景は作中で語られているので全く問題ない。
そしてDQB2で使われているBGMは、全然DQ2のものではなかった。
「なんでそこでそのBGM?」みたいなものが多かったのはちょっと気になった。最終フィールドで「おおぞらをとぶ」が流れたのは謎。とりあえず名曲使っとけ!wみたいな感じなんだろうか。
ラスボスは当然シドー。
DQ2本編ではラスボスながらベホマを使ってくるという、とんでもないボスとして有名だが、さすがにDQB2ではオミットされていた。そういうシビアなゲームではない。
ほぼイベント戦闘のようなラスボスを乗り越えてゲームクリア。
このゲームのメインはマイクラ要素なのでおまけおまけ。
おしまい。
幻の世界を再創造して世界を救った。新世界の神となったのだ。
防衛戦の改善
個人的にはこれが一番大きな改善点だと思う。
このゲームでは、拠点を襲ってくるモンスターを撃退するイベントが頻繁に発生する。
モンスターから拠点を守るための工夫を施すことになるのだが、そのトラップ類が味方に影響しなくなったのが一番大きい。
トゲ罠や火炎放射などのトラップは、DQB1では自分もダメージを受けてしまうことから、「自分はいかないけれど相手が通る場所」にしか配置できなかった。
それが今作は置き放題。城の中から外まですべてトーゲトゲ。みんなトゲ。
こうなる。踏めるんだもん。トゲ。
こういう味方には影響しない仕組みだから、RPGの魔王城ってダメージ床だらけなんだな。魔王の味方であるモンスターはノーダメージってわけだ。そりゃあ敷き得だ。
あとは戦闘後に施設が壊れてしまっても、NPCが勝手に直してくれることも何度もあった。
壊されたくないがために、拠点の周りに堀を掘らなくて良くなった。前作は全拠点、周りに堀を作っていた。これが大変だった。
これから
クリア時点で自然と7割以上の実績が埋まっていた。
図鑑埋め系の一見時間がかかりそうな実績もあるのだけれど、コンプリートを必要としておらず、数十%の取得で許されるものばかりだった。
メインストーリー上で世界を救ったので、これからは自由に建築ができる。
まあ……以前の記事に書いたアイテム周りの不便さもあり、長くやることを考えたらマインクラフトで良いというのは言うまでもない。
前作よりはだいぶ遊びやすくなっているのは間違いないのだけれど、人に勧められるゲームではない。ドラクエが好きな人だけどうぞ、という感じ。
マイクラライクというジャンルで考えると、今なら他に面白い類似ゲームはたくさんあると思う。当時は少なかったのかもしれないけれど。
ほかの積みゲーを崩すか、実績を埋めるかは今後の気分次第ということでおしまい。