突如復帰したFF14だが、突如冷めた。
旧PSO2のアップデートに首を傾げる日々が続いた、あの頃を思い出した。なんというかズレを感じたので、スッと真顔になってしまった。お気持ちを書きそうになったが、別ゲーの記事を書きたいのでやめた。
とにかく今やりたいのはギャザクラのようなコンテンツだったので、ちょうどよく最近発売したファンタジーライフ i と龍の国 ルーンファクトリーに白羽の矢が立った。
私のことだから、どうせ近いうちにどっちもやる。あとか先かの問題なのでとりあえずファンタジーライフiを購入した。
龍の国を後回しにした理由は、ルーンファクトリーの初期バージョンに信用がないから。結果的に今作は大丈夫だったらしいけれど。
ファンタジーライフ i グルグルの竜と時をぬすむ少女
ということでファンタジーライフiを始めた。
そしてクリアした。
いや、違うんすよ。チャ=ウンスヨ。
購入してすぐに記事にしようとしていたのに、気づいたら終わっていたくらい没頭していたんすよ。この手のゲームにありがちな、「ストーリーは導入に過ぎなくてクリア後が本番」というタイプではあるのだけれど、それにしてもそこそこストーリーもボリュームがあったのに終わってしまった。プレイ時間は26時間くらいだった。
MMO好きな人が嫌いなわけがないゲームだった。
ルーンファクトリーとまさに同系統で、ファンタジーライフの方がよりライフ(別ゲーで言うジョブ)を意識させるつくりになっていて、ネトゲ感が増している。数値のインフレ具合も気持ちが良い。
ちなみにこの世界はライフ(ジョブ)についていないとモンスターになるらしい。
「ええ!無職ですか!?ありえん!!(意訳)」と未知の地に降り立ってすぐに迫害されたので、私はこの世界で生きていけません。働いたら負け。ゲームクリア。
ストーリーと見た目
私にとって、このゲーム最大のハードルはこのキャラデザインである。
発売当初から気になってはいたが、デザインがどうも好みじゃなくて敬遠していた。
かなりデザインの癖が強い。全然好みじゃない。生活系のゲームって見た目が好きかどうかってかなり大事だからなあ。
ストーリーは見た目の通り低年齢層向けの話。
パンツだのうんちだの小学校低学年が好きそうなワードもちらほら。まともに読んでいると気が狂いそうになるけれど、こういう低年齢層が好きそうなのを狙って作るのもすごいことだと改めて思った。
児童書とかを作っている人もすごいな、そういう目線の合わせ方ができるのは特殊スキルかもしれない。
ゲーム名のサブタイトルでも察せられる通り、時をかける話である。過去の世界にトリップしたり、そういう話。
ざーっと読んだので「ああ、はい」という以上の感想はない。そんなところが気にならないくらい、ゲーム部分に没頭していた。
ライフ
スーパーの話ではない。
戦闘職4、採取職4、製作職6の計14個のライフ(ジョブ)が存在する。
採取職もいわゆるボスのような、入手に工夫の必要なアイテムが存在していて、格上に挑む楽しさがあってよい。製作職はあれ、クッキングママだっけ。あんな感じのミニゲーム。反射神経ゲー。
遠隔職が好きな私は狩人が魔法使いかの2択だったのだけれど、序盤に見つけてしまったのが狩人の高速移動。
R1を押すだけで無限に高速移動できる謎のアクションが狩人に実装されている。
マウントの乗れない場所でもこれで高速移動できる。移動用兼戦闘用のライフとして大活躍してくれた。
というかマウントに乗るよりも謎の高速移動の方が速いのでマウントはいらない。マウントに乗らないとダメージを受ける地域も、この謎の高速移動にある無敵時間を利用して連打でほとんど無視できる。狩人最強説。
狩って採取してクラフトして……とやり始めたら際限なく作業台の前から離れられなくなるあたりはアトリエシリーズを思い出させる。でも製作やめらんねぇんだけど!
おわらない
終えてすぐにでも龍の国 ルーンファクトリーを買おうと思っていたのだが、思ったよりもファンタジーライフが面白かったので、実績コンプくらいはやりたい気持ちになっている。
ナンバリングのルーンファクトリーほど「際限なく」というわけではないが、かなりやることが多いゲームだった。実際クリアした後もやっている。
難点はキャラデザインとカメラワーク。前者は私の好みの問題だけれど、後者はかなり悪い。特に戦闘時はターゲットへのロックオンも働かず、見下ろしの角度も悪く、最近やったゲームの中でもワーストを争うカメラワークの悪さだ。
アップデートでFOVを改善するらしいけれど、その問題だけではなさそう。果たしてどうなることやら。
いやー、あぶないあぶない。これ、いつからあるゲームなのかは知らないけれど、幼い頃に出会っていたら沼にはまっていただろう。
なお、ファンタジーライフもルーンファクトリーも綺麗に回避した結果、モンハンという大きな穴にハマっているので、どちらにせよ手遅れの学生時代である。人生穴だらけ。